
喫煙は“喫煙病(依存症+喫煙関連疾患)”という全身疾患であり、喫煙者は“患者”という認識がなされています。
喫煙による健康への影響の主なものをあげておきましょう。
これらを踏まえた上で、喫煙しましょう。
後悔先に立たずです。
ニコチンは、神経伝達物質であるアセチルコリンに分子構造が類似し、ニコチン性アセチルコリン受容体(レセプターとも)に作用することで、中枢神経のドパミン神経系、特に脳内報酬系を活性化する。
そのため、摂取後に一時的に快の感覚や覚醒作用を得られる。
このような報酬系を介した薬理作用は、覚醒剤など依存性を有する他の薬物と共通である。
喫煙により慢性気管支炎、肺気腫などが生じる。
これらの2つの疾患のことを纏めて慢性閉塞性肺疾患(COPD)とも言う。
軽度のものを含めると、習慣的喫煙者のほぼ100%に気腫性変化が生じている一方、非喫煙者には殆ど見られない。
煙草の煙には、発癌性を有する化学物質が含まれており、一方でニコチンには依存性が認められている。
そのため、喫煙者は長期間にわたり繰り返し発癌性物質に曝露される行為を繰り返してしまう傾向が高い。
喫煙によって罹患率が増加することが示されている癌として、肺がん、喉頭がん、咽頭がん、食道がん、膀胱がんなどがある。
喫煙は、妊娠を脅かす最大の防ぎうる危険因子でる。
周産期死亡の10%・低出生体重児の35%・早産の15%が喫煙に起因するという研究がある。
妊娠中に能動喫煙あるいは受動喫煙すると、流産、早産の危険性が上昇し、出生後の乳幼児突然死症候群(SIDS)、中耳炎、呼吸器感染症や行動障害などの罹患率が増加する。
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